Poem
一度きりのルシンダ
一度だけ、
時間が止まったような夜があった。
悪魔のような人にも出会い、
天使のような人にも救われた。
信じられないことは、
いつも静かに人生へ入り込んでくる。
ルシンダ、
君には分かるだろうか。
人生は何度もやり直せるようで、
本当は、同じ瞬間には二度と戻れない。
だから私は、
あの一度きりを忘れずにいる。
傷も、光も、恥も、祈りも、
すべて胸の奥に残したまま。
ルシンダ、
信じられるかい。
